季節 |
星座 |
主な天体 |
概要 |
春 |
かに座 |
プレセペ星団 |
黄道12星座の1つ。ギリシャ神話の英雄ヘラクレスに踏み潰された化けガニが星座になったもの。 |
しし座 |
レグルス |
黄道12星座の1つ。ギリシャ神話の英雄ヘラクレスに倒された人食いライオンが星座になったもの。 |
おとめ座 |
スピカ |
黄道12星座の1つ。農業の女神デメテルの娘ベルセフォネ。黄泉の国の王ハデスの妻となったため、数ヶ月は地上から姿を消さなければならなくなったという伝説がある。 |
おおぐま座 |
アルカイド、ミザール、アリオト、メグレス、フェクダ、メラクドゥーベ |
ゼウスの子をもうけた妖精カリストが妻ヘラにねたまれ、熊の姿に変えられ、のちには息子アルカスに殺されそうになったものをかたどったものといわれている。北斗七星が目印 |
こぐま座 |
ポラリス |
ゼウスと妖精カリストの間に生まれたが、熊に変えられた母親を殺しそうになったため、ゼウスによって、天空にあげられたという神話がある。北極星がある。 |
ケンタウルス座 |
リギルケンタウルス、ケンタウルス |
半人半馬という姿をしたケンタウルス族のフォロスをかたどった。友人ヘラクレスに皆殺しにされた同族を葬ったときに、誤って死んでしまったという。 |
うみへび座 |
アルファド |
英雄ヘラクレスに退治されたヒドラの姿をかたどったもの。 |
春の大三角形 |
スピカ、デネボラ、アークトゥルス |
春空のもっとも大きな3つの星をつないでできる夜空の大三角形。 |
かみのけ座 |
黒眼星雲 |
デンマークのブラーエが設定。エジプトの王妃ベレニケが夫の無事と戦争の勝利を願って神にささげた美しい髪が由来。 |
うしかい座 |
アークトゥルス |
熊にされる前のアルカス(こぐま座)の姿をかたどっているといわれる。 |
からす座 |
アルゴラブ |
太陽神アポロンの使いだったカラスをかたどる。道草のいいわけにウソをついたカラスを罰して、アポロンが美しい声と銀の羽根を奪い、見せしめのために天空にあげたという伝説がある。 |
コップ座 |
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酒の神ディオニュソスの杯といわれている星座。 |
らしんばん座 |
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フランスのラカイユがアルゴ船座を分割して作った星座。アルゴ号は、王子イアソンが数々の冒険をした際に乗っていた船。 |
ほ座 |
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フランスのラカイユがアルゴ船座を分割して作った星座。アルゴ号は、王子イアソンが数々の冒険をした際に乗っていた船。 |
夏 |
てんびん座 |
ベンエルケマリ |
黄道12星座の1つ。正義の神アストライアが持つてんびんをかたどる。 |
さそり座 |
アンタレス |
黄道12星座の1つ。狩人オリオンを殺したさそりといわれている。「銀河鉄道の夜」に出てくるさそりとしても有名。 |
いて座 |
アスセラ |
黄道12星座の1つ。アポロンとアルテミスに教育を受けたケンタウルス族のケイロンをかたどったといわれる。南斗六星。 |
かんむり座 |
アルフェッカ |
ミノタウロスを倒したテセウスに置き去りにされたアリアドネに、酒のデュオニソスが贈ったかんむりをかたどったもの。 |
ヘルクレス座 |
コルネフォロス、M13星雲 |
ゼウスの息子、英雄ヘルクレスをかたどったもの。ヘラにうとまれ、最後には、自ら命を絶った。 |
りゅう座 |
ラスタバン |
世界の果てにあるという黄金のりんごをまもっていた竜をかたどる。毎年1月にはりゅう座流星群が見られる。 |
へびつかい座 |
サビク |
ケイロン(いて座)の弟子で、医者のアスクレピオスが星座になったもの。最近流行った13星座では、星占いの対象として加えられている。 |
はくちょう座 |
デネブ、サドル、アルビレオ、北アメリカ星雲 |
スパルタの王妃レダのもとに通うゼウスが、白鳥に身を変えていたことから。レダはカストルとポルックス(ふたご座)とヘレネの母親。 |
こと座 |
ベガ |
死んだ妻を迎えに黄泉の国までいった竪琴の名手オルフェウスの持っていた竪琴をかたどる。ベガは、織姫の星としても有名。 |
わし座 |
アルタイル |
トロイのガニメデ少年に一目ぼれしたゼウスがワシに姿を変えて、彼をさらったことから。彦星のアルタイルとしても有名。 |
夏の大三角形 |
ベガ、アルタイル、デネブ |
夏空のもっとも大きな3つの星をつないでできる夜空の大三角形 |
秋 |
やぎ座 |
ダビー |
黄道12星座の1つ。ナイル川で宴会をしていた神々のところに現れた怪物テュフォンに驚いた牧畜の神パーンが逃げるときに、魚に化けようとして、上半身がヤギと化け損ねた姿をかたどる。 |
みずがめ座 |
アルバリ |
黄道12星座の1つ。ゼウスにさらわれたトロイの美少年ガニメデをかたどる。 |
うお座 |
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黄道12星座の1つ。ナイル川で宴会をしていた神々のところに現れた怪物テュフォンから逃げるときに、魚に姿を変えた美の女神アフロディーテと息子エロスをかたどる。 |
ペガサス座 |
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メドゥーサの血から生まれたといわれる翼のある馬。英雄ペルセウスの愛馬として有名。 |
アンドロメダ座 |
ミラク、アルフェラッツ |
ペルセウスに助けられたエチオピアの王女アンドロメダを表す。アンドロメダ星雲で有名。 |
カシオペア座 |
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アンドロメダの母親カシオペアをかたどる。W型の星座。 |
おひつじ座 |
シェラタン |
黄道12星座の1つ。英雄イアソンに奪われたコルキスの宝物黄金の羊をかたどる。 |
ペルセウス座 |
アルゴル、二重星団 |
メドゥーサを倒したことで知られる英雄ペルセウスをかたどる。変光星アルゴルが有名。 |
秋の大四辺形 |
アルフェラッツ、スカート、アルゲニブ、マルカブ |
ペガサス座の胴体部分である四角形。秋空の明るい星をつないでできる。 |
冬 |
おうし座 |
アルデバラン、プレアデス星団、ヒアデス星団 |
黄道12星座の1つ。フェニキアの王女エウロペをさらったゼウスが化けた雄牛をかたどる。エウロペはヨーロッパの語源として有名。プレアデス、ヒアデスの2つの星団がある。日本ではすばるともいう。 |
ふたご座 |
カストル、ポルックス |
黄道12星座の1つ。スパルタの王妃レダが生んだ双子の王子、カストルとポルックスをかたどる。 |
ぎょしゃ座 |
カペラ |
足が不自由だったは、馬車にのって勇敢に戦ったというアテネの王エリクトニウスをたかどる。 |
オリオン座 |
ペテルギウス、オリオン星雲、馬頭星雲 |
月の女神アルテミスに愛された狩人オリオンをかたどる。オリオンのベルトといわれる3つ星は、都会でも見られることがある。 |
おおいぬ座 |
シリウス |
テーベに現れたキツネを追ったレプラスをかたどったもの。 |
冬の大三角形 |
ペテルギウス、プロキオン、シリウス |
冬空の明るい星をつないでできる大三角形。 |